【御礼】2014年大晦日、激動の「不動産投資大転換時代」を振り返る
みなさんこんにちは
満室経営実践会 小林大祐です。
今日は大晦日ですね。
早いものであと数時間で2014年が終わります。
今年一年私のメルマガを購読頂きありがとうございました。
またセミナーにご参加頂いた皆様へ、改めて感謝致します。
ありがとうございました。
2014年はアベノミクスによる金融緩和、
東京オリンピック開催決定インパクト等が
顕著に不動産投資市場に現れた激動の年でした。
金融機関の貸出姿勢が前向きな中、市中の投資物件が枯渇するという状況で、
全体的な利回りが低下し、どちらかというと「売却局面」の年でした。
しかしながら「売り時」というだけあり、「売り時でなければ出ない物件」も
市中には散見される状況で、不動産投資には肯定的でない私も
この「売り時でなければ出ない物件」を購入する等、
どのような「市場局面」においても「資産形成」、「資産防衛」においては、
その「戦略」と「戦術」において、施策の「幅」と「深さ」さえ兼ね備えていれば
継続した「資産形成」及び「資産防衛」が可能であると感じた年でした。
「勢い」や「感情」ではなく、あくまで「論理的」に、緻密に「設計」された
「資産形成」の為の「ロジック」とその「戦略実行力」、
これこそが激動の時代だからこそ求められるものであり、
その「真価」が問われるのだと思います。
急激な円安への転換、原油価格の高騰とそれらを抑止するシェールガス等の
新エネルギーの存在感の増加等、
今も昔も「世界情勢」と連動した日本国内における「金融市場」の動きと
その「融資姿勢」に連動した「不動産投資市場」の「市場価格」の変動という
「原理原則」を前提としたとしても、「1000に3つ」、「1物1価」といわれる
「不動産物件」とその取引においては、「大規模修繕コスト削減能力」や
「リフォームコスト削減能力」が不動産投資、賃貸経営における
「手残り利益」に益々大きく影響を与える事になるでしょう。
さらに日本は「人口減少国家」であり、
また未曾有の「超高齢化社会」に突入しています。
そのような中で、何の「戦略」もなく
▼「融資が付いて自己資金がゼロだから」
▼「目算であるが利回りが高くキャッシュフローが増えるから」
と「買取再販業者」の扱う○ルガ銀行融資セットの
地方の不動産を買い進める事は非常に危険であり、
今、改めて「不動産投資は不労所得ではない」と痛感します。
世の中そんなに甘くはありません。
不動産は不労所得ではないのです。
仲介業者、管理会社、工事業者、建築会社、そして税理士、
大家を取り巻く全ての専門業者の「事業構造」を紐解き、適切に理解すれば
自ずとその「正体」と「本質」が明確に把握できるでしょう。
「ヒト」「モノ」「カネ」の経営の3資源を適切に投下するだけでなく
それらを「どこにどのように投下するのか」の「知識」と「ノウハウ」を保有し、
それらを「戦略的」且つ「効果的」に実行できるものこそが
この激動の時代の最終的な「勝ち組」となり得るのです。
2015年を迎えるにあたり、皆様にとって良い年に成る事を陰ながら祈念しております。
また私も2015年を飛躍の年とするべく活動にドライブを掛けていきたいと思います。
来年度もよろしくお願い致します。
【追伸≫ 2015年度初めのセミナーは「建築コスト削減戦略セミナー企画設計編」、
1月31日(土)開催です。一般募集開始は1月初旬、私からの手紙を
見逃さないでください。
あなた様とまたセミナー会場でお会いできる事を楽しみにしています。
満室経営実践会 小林大祐