NHKスペシャルからみる建築市況の変遷とは?

みなさんこんにちは

満室経営実践会 小林大祐です。

キンモクセイの匂いがいい匂いですね。

あっという間に季節が変わりました。

ここ数日で風邪を引いてしまいましたが

みなさん気を付けて下さいね。

以前も触れましたがNHKスペシャルで「カラーでよみがえる東京」という

「モノクロ映像をカラー化するプロジェクト」の番組をやっていました。

◆サイトはこちら→ http://www.nhk.or.jp/special/phoenix/

◆動画はこちら→  https://www.youtube.com/watch?v=nhEjrHtZmvE

日本の首都東京は関東大震災、そして第二次世界大戦と二度も

焼土化したにもかかわらずたったの半世紀でまたもや

世界的な人口密度のメガシティに成長しています。

その二度の破壊の後、必ず成長の背景にあったのは何か?

番組を見ていて気づいたのですが

それは「東京オリンピック」の存在です。

日本は明治、大正と海外の文化を取り入れ欧米化に進むのですが、

その成長を謳歌していたところ関東大震災を経験します。

関東大震災の後、復興の牽引となったのは「東京オリンピック」です。

しかし日本は「2.26事件」を境に軍国主義に徐々に傾倒し10年おきに戦争をします。

開催が決まっていた「東京オリンピック」は開催する事なく、

太平洋戦争へ突入し日本は敗戦、東京は度重なる空襲で焼土化します。

敗戦後、復興、そして経済成長の牽引となったのは

やはり「東京オリンピック」でした。

そして東日本大震災、福島原発事故からの復興、

そして2020年の「東京オリンピック」、

番組を見ていて思ったのですが日本が外部からの文化を取り入れ

成長していく姿と軍国主義への傾倒、度重なる破壊と復興、

ある意味その当時の政治により良からぬ方向へいてしまうという怖さと

その一方で破壊からの復興、そして成長を成し得る力がある国民性なのだなと

改めて日本の凄さを感じました。

その「成長」と「復興」の裏には必ず「建築」があります。

そしてその「建築」は「労働集約型」という「事業モデル」と

「需要」と「供給」に基く「歪み」が必ず存在します。

2020年に「東京オリンピック」が開催されるという

市況が高騰する日本において、成功者となるためには

その建築業界における「歪み」を知ることが必須となります。

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