満室大家でさえ儲からない実態!?その恐るべき建築業界の実態とは?
満室経営実践会 小林大祐です。
めっきり暖かくなりました。
桜が満開、日本を感じるいい季節が来ましたね。
さて、本日は「残念な事実」を
お知らせしなくてはいけません。
その事実とは?
▼「98パーセントの大家さんは儲かっていない」
これは不動産投資業界の実態です。
残念ながら、この「98パーセント」の中には、
空室大家だけでなく満室大家も含まれます。
その理由とは?
その理由は
▼「大家さん」と▼「大家を取り巻く業者」との
▼「完全なる利益相反構造」が理由です。
もう少しわかりやすく説明しましょう。
例えば「不動産業者」、
彼らは「成功報酬」です。
不動産を仲介すれば「3パーセント+6万円」の
仲介手数料をもらいます。
しかし不動産業者は賃貸物件を購入後、
必ず5年、10年単位で発生し、時には数千万単位で
コストが掛かる「大規模修繕工事」の事や、
築年数が経過するに従い確実に訪れる
急激な「賃料下落」の実態、そして入退去毎に
確実に発生する「リフォームコスト」の
「負担の重さ」は誰も教えてくれません。
その理由は、
▼そのような「リスク」を「事前」に伝えたら
誰も「不動産」を「買わなくなる」からです。
業者は仲介手数料を貰う為に不動産投資の
「メリットのみ」を並び立てます。
▼大家が事前に知れば「メリット」がある事が
業者の「デメリット」になる。即ち
▼「大家と業者の利益相反構造」が存在します。
「建築業者」はどうでしょうか?
残念ながら「建築業者」も同じ、彼らも
▼「1円でも高い金額で建築請負契約を取る事」が仕事です。
しかし大家とすれば
▼「1円でも安く良いものを建築する事」、
これが「大家の利益」です。
しかし安く「建築請負契約」をして「高い原価」で建ててしまえば、
建築業者の「メリット」はありません。
こちらも同じく
▼「大家と業者の利益相反構造」が存在します。
2006年を堺に「不動産投資」が
完全に「投資」として一般化しました。
また不動産投資に参入する人のパイは
年々増加傾向にあります。
猫も杓子も「不動産投資」、
賃貸経営環境がさらに競争激化する中、
賃貸経営勝ち残りに貪欲であることが大事です!