「不動産投資業界」が崩壊する日
満室経営実践会 小林大祐です。
2008年6月末日、「不動産投資業界が崩壊する日」を
予見するような全国の賃貸経営者にとって
”極めて厳しい出来事”がありました。
▼「不動産投資業界が崩壊する日」、
それは「2030年問題」といわれる
「人口減少問題」とは別に、
実はもっと恐ろしい問題を
「業界全体で抱えている」のです。
それは・・・・
▼「消費者保護の風潮」の一般化です。
今年で日本は戦後70周年を迎えます。
そうです。日本はアメリカの敗戦国なのです。
そしてアメリカに敗戦してから、日本は戦後復興し、
驚異的な「高度経済成長」を遂げました。
しかし、その一方で、「経済成長」と共に
日本は確実に「アメリカ化」しています。
晩婚化、離婚率や犯罪率の上昇、等など、
あげるときりがありません。
その中で我々賃貸経営者が
最も理解するべき事とは、
それは「消費者保護の風潮」が
加速化した社会への突入です。
この「消費者保護」の概念、
例えば「原状回復工事」における
大家の「費用負担リスク」、
「原状回復に関するトラブル」で
弁護士を検索してみれば解りますが
「原状回復費用負担トラブル」では、
そのトラブルを得意とする弁護士は
殆ど引っ掛かりません。
殆どです。
なぜならば、「消費者保護」の「風潮」や「法律」、
そして過去の「判例」により「弁護士が受任」したとしても
「入居者に大家が負けるケース」が市場では殆どだからです。
即ち、受任しても「大家側が敗訴」するケースが多い為、
弁護士が受任したがらないのです。
これが「弁護士業界の常識」なのです。