皆さん、こんにちは。
トヨタ式不動産投資の久門広尚です。
以前に私の所有物件で発生した
風呂場の水漏れによるクレーム対応を取り上げました。
塾生の皆さんから
「どのように対処したらいいか詳細を教えて!!」
という問い合わせが多数ありましたので、
今回は、
必ず起きる「水回り」の突発事故!
「水回り設備の不具合」に対応する為の
「基礎知識」と「具体的方法」とは?
という題目で2016年3月12日に
第23回トヨタ式不動産投資塾のスクーリングを開催しました。
今回のスクーリングでは、主に以下3つのことを習得
Point1
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」の「仕組み」と
「構造」を理解し、
水道工事業者と対等に折衝ができる「基礎知識」を理解する。
Point2
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」の「業界構造」と、
その「実態」を通じて
依頼すべき「水道工事業者選定法」を理解する
Point3
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」に関する
「具体的不具合事例」を通じて
「突発事故」の「対処方法」を理解する。
皆さんご存じだと思いますが、
水道には「上水」と「下水」があります。
「上水」で大切なポイントは「水圧」です。
水道局からの直結では、3階以上の部屋で
十分な水圧を確保できないことがあります。
その為、昔の3階建て以上の物件では、
受水槽の設置義務がありましたが、
虫や鳥の死がいが水槽の中に入っているという
トラブルが多数発生したため、
現在では受水槽を介さずポンプで直接水圧を上げる
直圧式の導入が進められています。
ですので、直結が可能かどうか、
しっかりと水圧調査をしてから実施するように致しましょう。
水道管の水圧が十分にある場合は、
変更する事でトータルコストが安くなったりする場合もあります。
次に「下水」は、「汚水・雑排水」、「雨水」の違い、
「浄化槽」有無によって排水方法が異なります。
浄化槽がある物件は、定期的なメンテナンスが必要となります。
その分コストがのってきますので、
それも考慮してから物件を購入するようにしてください。
皆さんも水回り設備に対する知識を深め、
手堅く不動産投資を実現して参りましょう。
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