【トヨタ式不動産投資塾No23】必ず起きる「水回り」の突発事故! 「水回り設備の不具合」に対応する為の 「基礎知識」と「具体的方法」とは?

皆さん、こんにちは。
トヨタ式不動産投資の久門広尚です。

以前に私の所有物件で発生した
風呂場の水漏れによるクレーム対応を取り上げました。

塾生の皆さんから
「どのように対処したらいいか詳細を教えて!!」
という問い合わせが多数ありましたので、

今回は、
必ず起きる「水回り」の突発事故!
「水回り設備の不具合」に対応する為の
「基礎知識」と「具体的方法」とは?

という題目で2016年3月12日に
第23回トヨタ式不動産投資塾のスクーリングを開催しました。

IMG_4765

今回のスクーリングでは、主に以下3つのことを習得

Point1
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」の「仕組み」と
「構造」を理解し、
水道工事業者と対等に折衝ができる「基礎知識」を理解する。

Point2
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」の「業界構造」と、
その「実態」を通じて
依頼すべき「水道工事業者選定法」を理解する

Point3
・賃貸経営に纏わる「水回り設備」に関する
「具体的不具合事例」を通じて
「突発事故」の「対処方法」を理解する。

IMG_4767(修正後)

皆さんご存じだと思いますが、
水道には「上水」と「下水」があります。

「上水」で大切なポイントは「水圧」です。
水道局からの直結では、3階以上の部屋で
十分な水圧を確保できないことがあります。

その為、昔の3階建て以上の物件では、
受水槽の設置義務がありましたが、

虫や鳥の死がいが水槽の中に入っているという
トラブルが多数発生したため、

現在では受水槽を介さずポンプで直接水圧を上げる
直圧式の導入が進められています。

ですので、直結が可能かどうか、
しっかりと水圧調査をしてから実施するように致しましょう。

水道管の水圧が十分にある場合は、
変更する事でトータルコストが安くなったりする場合もあります。

次に「下水」は、「汚水・雑排水」、「雨水」の違い、
「浄化槽」有無によって排水方法が異なります。

浄化槽がある物件は、定期的なメンテナンスが必要となります。
その分コストがのってきますので、
それも考慮してから物件を購入するようにしてください。

皆さんも水回り設備に対する知識を深め、
手堅く不動産投資を実現して参りましょう。